パニック障害の診断とチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加 

パニック障害の治療構造

一般的に考えられている「パニック障害」のメカニズムを図で表すと以下のようになります。

 

パニック障害の治療構造

 

図の中に示した

  • 抗うつ薬・抗不安薬
  • 心理療法
  • 身体面からのアプローチ

は各種治療法の作用です。それぞれの治療法は、どのように作用しているでしょうか。

 

抗うつ病・抗不安薬

主に扁桃体に働き、セロトニンという神経伝達物質の濃度を増やします。「パニック障害」では、扁桃体や大脳皮質、大脳辺緑系などに分布するセロトニンが少なくなっていると考えられます。
ならば、そのセロトニンを増やそうというのです。扁桃体の異常な興奮を抑えることで不安や恐怖が出現しないようにします。

 

心理療法

機能不全に陥った前頭葉の機能を回復させます。客観的な思考ができるようにして予期不安や広場恐怖そのものがストレスとなる悪循環を断ちます。
現在、一般的に行われている「パニック障害」の治療はここまでです。

 

身体面からのアプローチ

まず、身体症状の直接の原因となっている自律神経の緊張を緩和します。さらに、自律神経の緊張そのものがストレスとなって「パニック障害」を悪化させる悪循環を断ち切ります。
そして、その自律神経の緊張が身体症状を引き起こすメカニズムを明確に患者さんに示すことで、身体症状に対する過度な恐怖感を取り除きます。これは、心理的な要素でもあり、前頭葉の機能を回復させます。

パニック障害の治療構造関連ページ

パニック障害は予期不安症状が1か月以上続く
思い込みによる「心のクセ」を治す
パニック障害の症状はいくつも存在しています。病院へ行く前に該当する症状がないか
チェックする事ができます。病院での診断は、米国基準の問診によるものが中心で、
13項目のうち4項目以上当てはまると、パニック障害の可能性があります。
朝から不快なニュースを見ない
パニック障害の症状はいくつも存在しています。病院へ行く前に該当する症状がないか
チェックする事ができます。病院での診断は、米国基準の問診によるものが中心で、
13項目のうち4項目以上当てはまると、パニック障害の可能性があります。
パニック障害かも?と思ったら…
パニック障害によくにた症状で別の病気が複数存在します。
このページではそのようなパニック障害の症状に似た別の病気を特徴を踏まえて紹介します。
パニック障害の二種類の治療法
パニック障害の治療法は二種類で、薬物療法と心理療法に分けることができます。
ここではそれぞれの治療法の特徴などについてお話します。
何の予兆もなく、急にはじまる
パニック障害のパニック発作は何の前ぶれもなく始まります。

 
TOP パニック障害の診断とチェック 臨床心理士のお仕事 サプリメントで心を静める 記事一覧