パニック障害の発作の症状をチェックしてみよう
パニック発作では、突然激しい不安感や動悸や呼吸困難やめまいなどに襲われますが、パニック障害と診断されるためには、そのような症状が現れる身体の病気ではない事が前提です。
なので、まずからだに異常がないかどうかを調べることが必要です。
内科などで、からだの異常がない事を確認したら、パニック発作が起きた時にどのような症状が出ているかチェックしてみましょう。
強い恐怖感や不快感、不安感を感じる通常と明らかに違うと思う期間で、下記の症状のうち、4つ以上が突然に起こり、10分以内にピークに達するものをパニック発作といいます。
動悸、心悸亢進、心拍数が増加する。
発汗する
震える
息が苦しいと感じたり、息切れする
窒息感がある
胸の痛みや不快感
吐気がしたり腹部が不快だ
めまいやふらつき、頭が軽くなったり、気が遠くなる
現実感がなくなる、離人感(自分の存在が薄くなる)がある
自分をコントロール出来ない、気がくるってしまうと思う
死んでしまうのではという恐怖
感覚がマヒしたりウズいたりするなどの異常な感覚
冷感や熱感を感じる
3つ以下の場合は、症状限定性発作と呼ばれ、パニック発作と区別されることもあります。
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