お薬や食事療法などについて

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抗不安薬・抗うつ薬の効果について

 

抗不安薬・抗うつ薬には以下のような効果があります。

 

パニック発作を抑える

>パニック発作を抑える

パニック障害の治療で最も大切なのは、くり返し起こるパニック発作の連鎖を止めることです。それには薬を飲むことが、とても早く効果的です。

 

パニック発作には恐怖や不安がとても強いですが、薬を飲むことによりその症状をコントロールできます。パニック発作が起こるという不安や恐怖が消えることはパニック障害の治療によい影響を与えます。

 

次のパニック発作を予防できる

脳内の神経細胞は、一定以上の刺激が加えられないと興奮しないようになっています。しかし、パニック障害になると、発作を繰り返すことで、神経が敏感になり、それほど激しくない刺激が加えられた状態でも興奮しやすくなります。

 

薬には、この興奮状態をしずめる働きがあります。この鎮静状態を維持することができれば、抵抗力がつき、簡単には脳が興奮しない体質に変えることも期待できます。

 

抵抗力を上げるためには、パニック発作が起こった時だけに薬を飲むのではなく、継続して長期間飲み続けることが重要です。そうすることで、「次のパニック発作」を防ぐことができます。

 

慢性化を予防できる

慢性化を予防できる

パニック障害は慢性化する病気ですので、パニック発作が出なくなっても安心はできません。胸の動悸やめまい、不安感、恐怖感が残ります。このような不安が残っている限り、パニック発作への恐怖は消えずに、広場恐怖症やうつ状態を招いてしまうこともあります。

 

薬には、このような不安を取り払ってくれて、広場恐怖症やうつ状態を改善し、病気が慢性化しないようにする働きもあります。しかし、パニック発作が治まったからといって、薬の服用を自己判断でやめてしまうと、症状がまたぶり返してしまい、今まで服用していた薬の量では症状をコントロールできなくなってしまいます。

 

薬の服用は、完全に病気が治まりきるまで続けることが重要で、医師の指示に従うようにしましょう。

 

薬の服用を自己判断でやめると危険

薬の服用を自己判断でやめると危険

パニック障害の治療方法として抗不安薬・抗うつ薬の服用が最も効果的とされています。しかし効果があるからといって治療のすべてを薬に任せ、長期間使い続けていると、副作用の問題などが出てきます。

 

パニック障害の薬物療法は、適切な量を適切な期間飲み続け、少しずつ減らしていき、最後は薬を飲まない状態へ持っていければ理想的です。

 

しかし、完全に治りきらない内に、自己判断で薬の服用を止めてしまう人もいます。自己判断でやめる理由としては、薬の副作用が気になったり、脳に悪影響を与えたり、中毒症状に陥ってしまうのではないかと、過剰に心配するようです。

 

薬には副作用はつきもので、どうしても副作用がつらく、服用を続けられないようなら、他の薬に変えてもらうこともできるので、担当医に相談するようにしましょう。

 

また、脳への影響や中毒性に関しては、まったく心配する必要がありません。自己判断で服用中の薬の量を減らしたり、途中で飲むのをやめてしまうことの方が危険です。


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