お酒・タバコ・コーヒーのリスク

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パニック障害はお酒・タバコ・コーヒーのリスクがある

 

依存性の高い物には注意しよう!

普段から口にするたくさんの物には病気を誘発させたり、パニック障害の症状を、さらに悪化させててしまう恐れのある物質が含まれている物があります。
主に注意が必要なもの以下の3つです。

  • お酒
  • タバコ
  • コーヒー

 

お酒

お酒には不安感を一時的にやわらげる働きがあります。そのために、パニック障害の患者さんは暴飲に走りがちです。
この不安感を和らげる効果は短く、そのあとには「リバウンド」が起こり、逆に不安感は増してしまいます。
お酒を飲んだ後にパニック発作が起きたり、症状が悪化することが多いのはそのためです。

 

リスク

■依存性が強い
お酒による抗不安作用は長くは続かないので、頻繁にお酒を飲んでしまうようになります。そして、耐性ができてしまうので、お酒の飲む量を増やしていかないと効果が続かなくなります。このようにして、どんどんお酒にはまっていき、依存症になってしまうのです。

 

また、女性の場合は、女性ホルモンがアルコールの分解を邪魔してしまい、少しの量でも血中濃度が高くなってしまいます。そのために、女性は男性の2倍以上アルコール依存症に陥りやすいと言われています。

 

■症状が悪化をする
たくさんの飲酒は、パニック発作を引き起こしてしまったり、症状を悪化させます。

 

■薬の効果に悪影響を与えます
お酒をたくさん飲むと、薬を代謝する体内酵素の働きを弱めてしまい、そのことで薬の効き目を強めてしまうことがあります。また逆に、治療に使われるSSRIや抗うつ薬の効き目を悪くしてしまうこともあるようです。

 

タバコ

タバコに含まれているニコチンにも抗不安作用があります。
そのためにパニック障害の患者さんは喫煙率が高いと言われています。
しかし、アルコールと同様に抗不安作用の時間は短く、その効果がなくなったあとは、不安感がとても強くなり、症状が悪化してしまいます。

 

リスク

■発症の引き金になる
パニック障害の人は喫煙の量が多い「ヘビースモーカー」の割合が高いことがいわれています。ヘビースモーカーの人は、喫煙しない人に比べて、パニック障害の発症率がとても高くなります。そして広場恐怖症を併発する確率も高くなるというデータがあります。

 

コーヒー

コーヒーに多く含まれているカフェインには、気分を高揚げさせてくれる働きがあるので、パニック障害の人が多飲するとパニック発作を起こしたり、不安に陥ることがあります。このようにカフェインにはとても敏感です。

 

リスク

■不安を誘発させる
ある研究データによると、パニック障害の患者さんの約8割は、コーヒーを1日4杯を飲むことで、パニック障害や不安症状を引き起こしてしまう恐れがあると報告がされています。

 

■症状を悪化させる
パニック障害の患者さんが多量のカフェインを摂取すると

  • 恐怖感
  • 吐き気
  • ふるえ

などの症状がでるといわれています。
このようにコーヒーで症状が悪化する人も多くいます。

 

普段から愛飲しているもの中にもパニック障害に良くない飲み物があるかもしれません。
ぜひ、生活を見直してみてくださいね(^^)


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パニック障害では、発作時など特に交感神経が優位になりすぎているので、
それを遮断する薬を服用する事で、症状を抑えます。
ただ、服用することで、糖や脂質の代謝が悪化することに注意しておく必要がありますので、
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