パニック障害の行動で困った時の対応

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パニック障害の行動で困った時の対応

急に怒り出す「怒り発作」の時は

急に怒り出す「怒り発作」の時は

「怒り発作」といわれている症状は全てのパニック障害の人に起こるわけではありませんが、特徴的な症状のひとつです。
この発作が起こると、なまえの通り、急に「怒った」状態になります。体をプルプルとふるわせて相手を責め立てたり、大声でどなったりします。

 

この怒り発作の時は、感情がとてもエスカレートしていて、自分自身がコントロールできなくなります。発作の酷い人は、暴力をふるったり、物を壊したりしてしまいます。

 

「怒りの発作」が起こるきっかけというのは、ささいな理由が多く、普通は怒ってしまうような内容ではありません。そして激しい怒りの発作が落ち着いた後は、本人も怒ることではなかったと気が付き、激しい後悔と自己嫌悪になって、うつ状態が起こります。

 

「性格」ではなく「病気」の影響だと理解する

「性格」ではなく「病気」の影響だと理解する

パニック障害の人が、「怒り発作」のような理解しがたい行動を行ったとしても、それは病気の影響であって、性格が悪いというわけではありません。

 

病気の影響で性格がかわってしまうことで問題なのは、パニック性不安うつ病の時です。

 

この気分反応は、あくまでも病気による症状なので、決して性格が自己中心的やわがままといったわけではありません。

 

このことをしっかりと理解せずに本人を責めてしまうと、人格が完全非難されたと感じ、とても激しく病的に反応してしまいます。

 

この拒絶過敏性の対象となるのは、

  • 家族
  • 友人
  • 恋人
  • 職場
  • 上司

などです。

 

本当ならば味方の立場の人達との関係に支障が出てきます。

パニック障害というのは人格障害を引き起こす病気のように思われがちですが、決してそういうわけではありません。パニック障害になってしまうと、患者さん本人の心を傷つけ、元々持ってる思考や行動を別のものへと変えてしまう場合もあります。
しかし治療を行い症状が回復していくにつれて、もともとの健康な心に戻ります。家族や周りの人は、そのことを頭の中に入れ、一時的な感情に左右されずに、しっかりと接することが大切です。


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